楽久我喜帖
郷土刀の思い出
< 松下 博治 >
家に赤錆の刀と脇差の二振りがあり、警察の防犯課に届けると登録証が付き所持出来ると、人に聞き登録証を付けました。二十三歳頃で刀剣気違いになった始まりです。
当時は刀の話をするだけで世間では組関係の人と思われ勝ちの頃でした。
以前、陸上自衛
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我が愛刀
< 岩西 慶治 >
私と日本刀の出会いについてご紹介します。私が高校を卒業すると同時に就職したのは、大阪心斎橋に店を構える㈱本福寿司という文字通りお寿司屋さんですが、創業は文政十二年と言いますから今から凡そ二百年近く続いている老舗です。当店は、大阪名物の箱寿司
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一期一会
< 林 尚男 >
私達が日頃慣れ親しんでいる言葉に、「一期一会」というのがあります。
恐らく「茶の湯」に深い関わりがあり、古くからの禅語の一つ位だろうと最近まで思い込んでいたのですが、改めてその発祥を調べてみますと、宗二という千利休の高弟が桃山期に著した『
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『刀工として』
< 清田 裕希 >
私が刀工を目指す切っ掛けになったのは、高校二年生の時に、古本屋さんで見つけた一冊の刀剣入門書でした。
幼少から図画工作が大好きだったこともあって、美術専攻のある学校(兵庫県)に入学し、美術の基礎を学びながら、将来についてはただ漠然と、何か
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「在銘と無銘」
< 山本 真司 >
早いもので、私が当協会和歌山県支部にお世話になり、今年で十年になります。ちなみに私は四十八才になりますが、当支部ではまだまだ諸先輩に教わる事ばかりです。先ず刀剣との出会いはそもそも大学を卒業し、十三年間サラリーマンを経て、脱サラを決意、会社
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